2016年08月18日
雲の下で雨やどり?
お盆過ぎると
涼しゅうなるんやさなぁ~。
いつもの道を歩いていると
そんな井戸端会議の声が
耳に入ってきました。
ぽつりぽつりと雨が降り
ちょっぴり雨やどり。
起し太鼓の里にある
傘をひらいたようなお休み処。
ひらいた傘の内側に
雲(くも)が施されているんですよ。
▲家の軒下に施された雲はいろんな形があります。
(画像提供:飛騨の匠文化館)
雲(くも)は
飛騨の大工さんの紋章
のようなものです。
ここ飛騨は
建築業に従事する人の割合が高いんです。
奈良時代以降
飛騨の匠と呼ばれた人々は
(ひだのたくみ)
都に派遣され
藤原京や平城京
平安京の建築に携わったと言われます。
飛騨の匠といえば
(ひだのたくみ)
万葉集や日本書紀
今昔物語に源氏物語などにも
真面目で一途な仕事ぶりや
高い技術への賞賛が
描かれていますよね。
飛騨古川の町並みを
散策してみてください
民家の軒先には
いろんな形の雲が見られますよ。
☆―― 今も昔もコツコツ酒造り ――☆
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