2021年10月01日
日本酒の日
10月がスタートしました。
今日は「日本酒の日」です。

▲画像提供:神奈川県N.Fさま

日本酒の日のことを説明された
日本酒造組合中央会様の
2012年のFacebook投稿をご紹介いたします。
<日本酒の日について>
日本では12種の動物にたとえられている十二支は、古代中国の天文学・暦学から生まれたもので、本来は1年の月の記号です。その10番目に当たる「酉」は、わが国ではトリと読まれていますが、元来壷の形を表す象形文字で、酒を意味しています。
古代では1年の始まりを冬至においていましたので、10番目の酉の月は今の9月末から10月のころとなり、新米が収穫されて新酒が醸される月であったことを表しています。つまり、10月は古来酒の月でした。こうした歴史を受けて、酒造家の中では、10月1日を「酒造元旦」として祝う風習が残っているところもあります。
古代では1年の始まりを冬至においていましたので、10番目の酉の月は今の9月末から10月のころとなり、新米が収穫されて新酒が醸される月であったことを表しています。つまり、10月は古来酒の月でした。こうした歴史を受けて、酒造家の中では、10月1日を「酒造元旦」として祝う風習が残っているところもあります。
通常日本酒づくりは、晩秋から厳冬、早春にかけて仕込みが行われ、並行複発酵(糖化とアルコール発酵が同時に進行する発酵技術で、世界の発酵法の中でもっとも高度な技術といわれている)という日本酒固有の醸造法によって、新酒が誕生します。さらに新酒を火入れ(低温殺菌)して貯蔵タンクに囲い、涼しい酒蔵の中で夏を越させます。酒蔵で静かに息づいている酒は、ゆっくりと熟成して秋口には、香り、味とともに芳醇な酒となります。
このように日本酒は、冬から春、夏から秋へと日本の四季の移ろいとともに生まれ育つ酒で、日本独特の気候風土が生み出した酒です。豊かな自然の恵みと日本人の知恵の結晶が日本酒であると言えます。わけても、10月は全国各地に海の幸、山の幸があふれ、日本酒が本当においしくなる月です。
このように日本酒は、冬から春、夏から秋へと日本の四季の移ろいとともに生まれ育つ酒で、日本独特の気候風土が生み出した酒です。豊かな自然の恵みと日本人の知恵の結晶が日本酒であると言えます。わけても、10月は全国各地に海の幸、山の幸があふれ、日本酒が本当においしくなる月です。
日本人の文化遺産ともいえるこの日本酒を正しく引き継ぎ、後世に伝えるという想いを新たにするとともに、一層の愛情とご理解を、という願いをこめて、日本酒業界では、1978年に「10月1日は日本酒の日」と定めました。
今夜はどの白真弓で乾杯しようかな?
shiramayumi at 15:38│Comments(1)
この記事へのコメント
1. Posted by rumi 2022年05月19日 22:58

小さい頃から白真弓さんの酒板を網で焼いて食べ、甘酒でも楽しんでいました
冬になると甘酒が飲みたくて他酒造さんの酒粕を買って甘酒を作って驚きました
味が全く違うのです
冬に帰省した時に白真弓さんの酒板を買い占めて冷凍したのでこれで安心。今晩もいただきました
やっぱりおいしい
飛騨のお酒は酒粕もおいしい
アルコールは弱いので甘酒でたのしませていだいています